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伝わるデザインの作り方
2026年04月05日

会社案内パンフレットやチラシなどを新しく作る際、「おしゃれにしたい」「流行りのデザインにしてほしい」というご要望をいただくことは少なくありません。
企業やサービスの信頼感を高めるために、視覚的な美しさや洗練された印象は非常に重要です。
しかし、デザインの成果(=問い合わせが増える、売上が上がるなどの反響)は、実は見た目の装飾によりもタイトルにある「〇〇」に入る言葉、「情報の整理」に大きく影響されます。
せっかく費用をかけて制作しても、
「見た目は良くなったけれどターゲットからの反応がまったくない」
という結果に終わってしまうのは、この情報の整理が不足しているからです。
今回は、成果を出すために不可欠なデザインの本来の役割と、制作に入る前に必ず行うべき「情報の設計」の重要性について解説します。
綺麗な写真を選び、読みやすいフォントを使い、色合いを整える。
これらはデザインの重要な要素ですが、あくまで表面的な「表現手法」にすぎません。
デザインの本当の目的は、
「伝えたい情報を正しく整理し、読者に理解してもらい、次の行動(購入や問い合わせなど)を起こさせること」
です。
たとえば、どれほど美しいパッケージに包まれていても、「誰のための商品なのか」「どんな悩みを解決してくれるのか」がパッと見て分からなければ、お客様は手に取ってくれません。
逆に、多少シンプルなレイアウトであっても、「まさに自分が求めていた情報だ」と直感的に理解できるデザインや構成になっていれば、人は自然と行動を起こします。
つまり、デザインが機能するかどうかの大部分は、色や形を作る前の「情報の整理」の段階で決まっているのです。
ここを疎かにして装飾だけを整えても、作り手やクライアントの満足感は得られたとしても、根本的な課題解決には繋がりません。
では、情報を正しく整理し、成果に繋げるためにはどうすればよいのでしょうか。
失敗しないための最大の秘訣は、いきなりパソコンに向かってデザイン(装飾)を作り始めないことです。
ビジュアルを作り込む前に、まずは白黒の状態で「情報の設計」を行う必要があります。
情報の設計とは、家づくりで言えば「間取り図」を引く作業です。
初めて家を建てる時、いきなり壁紙の色やソファの形(見た目のデザイン)から決め始めることはありませんよね。まずは「どこに玄関を配置し、リビングはどのくらいの広さにするか」「生活の動線はどうするか」という全体の間取りを決めなければ、いくら立派な家具を置いても住みづらい家になってしまいます。
デザインもまったく同じです。いきなり家具(写真や色)を置き始めると、後から「情報が入らない」「一番伝えたいことが目立たない」といった問題が必ず発生します。
デザイン制作物においては、以下の視点で情報を設計します。
この「情報の設計」を事前にお客様とすり合わせ、「なぜこの配置なのか」「なぜこの情報は今回削るのか」を論理的に合意しておくことで、その後のデザイン作業での大きなブレや「なんとなく違う」といった感覚的な修正を防ぐことができます。
しかし、自社のサービスを客観的に見つめ直し、ターゲットにとって最適な「情報の設計」を社内だけで完結させるのは、非常にハードルの高い作業です。
どうしても「あれもこれも伝えたい」「業界の専門用語のまま載せてしまう」という状況に陥りがちです。
私たちアメージングデザインは、ただ言われた通りにレイアウトするだけの制作会社ではなく、代理店を一切挟まない98%が直接取引という環境を活かし、お客様の持つ課題や熱い想いを直接ヒアリングし、不明瞭な部分を紐解きながら一緒に整理していきます。
中小企業から官公庁、自治体、医療・福祉や教育機関まで、15年以上の実績で培った客観的な視点を用い、難解な専門用語を一般のお客様にも直感的に理解できる言葉へと「翻訳し伝わる化」することが最大の価値です。
また、ヒアリングから制作、納品、その後の改善まで、10年以上の実務経験を持つ専任担当が一貫して対応します。
1人1人のお客様に丁寧に寄り添うため、2回目以降の制作依頼時も、すでにお客様の事情や目的、強みや方向性を深く把握しており、一から説明していただく手間がありません。
このスムーズな進行と課題や目的に合わせた完全オーダーメイド設計が、8割超という高いリピート率に繋がっています。
単発制作ではなく、長期的なパートナーとして選ばれ続けている理由がここにあります。
デザインは、企業とお客様を繋ぐ大切なコミュニケーションツールです。
このような状態でもまったく問題ありません。見た目の装飾に入る前の、根本的な情報の整理と設計から、私たちがしっかりと伴走いたします。