TOPICS
TOPICS
デザイン依頼の教科書
2026年03月30日

近年、Canvaなどの優れたデザインツールや画像生成AIの普及により、誰でも簡単に、しかも無料で「それらしい綺麗なデザイン」を作れる時代になりました。
これは多くの企業にとって素晴らしい変化であり、社内資料やスピード重視のSNS発信などは、どんどんツールを活用すべきだと私たちも考えています。
しかし一方で、経営者や担当者の方からこんなお悩みを伺うことが増えました。
なぜ、便利なツールを使っても成果が出ないのでしょうか?
それは、ツールは「どう作るか(表現方法)」は解決してくれても、
「何を・誰に・どの順番で伝えるか(伝達設計)」
までは教えてくれないからです。
私たちアメージングデザインが設立から16年間、さまざまな業種のお客様と向き合ってきて実感しているのは、デザインが機能しない原因の9割は「作る前の整理不足」にあるということです。
デザイン会社というと、パソコンに向かって黙々と作業をするイメージを持たれるかもしれません。
しかし、私たちの本当の仕事は「お客様の頭の中にあるモヤモヤした想いや強みを、一緒に泥臭く紐解くこと」です。
それらを丁寧にヒアリングし、「これは伝えるべき」「これは思い切って削りましょう」と客観的な視点で情報を整理する。
この「手取り足取りの伴走(思考整理)」こそが、ツールやAIには決して代替できない、プロのデザイン会社に依頼する最大のメリットだと考えています。
たとえば、製造業の高度な製品、IT企業の複雑なサービス、あるいは医療・福祉・教育機関などの専門的なサービス。
これらを提供する企業の顧客は、その業界に詳しくない「一般の方(素人)」であることがほとんどです。
企業側が伝えたい専門的な強みと、顧客が知りたいメリットには、大きなズレが生じがちです。
私たちアメージングデザインは、これまで多種多様な業種のお客様と向き合う中で培ったヒアリング力を活かし、業界の常識や専門用語を、一般の顧客が「なるほど!」と直感的に理解し、興味を持ってもらえる言葉へ「翻訳」することにこだわってきました。
実は、当社の絵本制作や親子向けライブパフォーマンス等のクリエイティブ活動は、この翻訳と伝達力にもいかされています。
「物語として分かりやすく、人の心を動かす伝達技術」は、一見するとBtoBビジネスとは無関係に思えるかもしれません。
しかし、この「どんなに難しいことも、誰もが理解できるレベルまで噛み砕き、体温のある言葉で届けるスキル」こそが、難解なビジネスモデルやサービスを一般ユーザーに響かせるための、私たちの強力な武器のひとつになっています。
AIやデザインツールは、明確な指示書がある場合に最大の効果を発揮します。
もし現在、「そもそも指示書が作れない」「自社サービスの魅力がうまく言語化できていない」とお悩みであれば、ツールを開く前に、まずは私たちにご相談ください。
アメージングデザインは「言われたものを綺麗に作るだけ」のデザイン会社ではなく「そもそも何を作れば、貴社の課題が解決するのか」という最上流の戦略から一緒に考え、伴走するパートナーです。