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デザイン依頼の教科書
2026年04月02日

「もう少し目立たせて」
「なんとなく違うから別案を出して」
「やっぱりこっちの文章も入れて」
デザイン会社にチラシやパンフレットを依頼した際、こうした修正のやり取りが延々と続き、担当者様も制作側も疲弊してしまう……。いわゆる「デザインの修正地獄」は、デザイン制作において最も避けたいトラブルの一つです。
本来、プロに依頼すればスムーズに進むはずの制作が、なぜ終わらない修正のループに陥ってしまうのでしょうか?
結論からお伝えしますと、修正回数が増えてしまう本当の理由は「デザインのセンス」ではありません。
デザイン制作に入る前に、「誰に・何を・どの順番で伝えるか」というデザインの判断基準(目的)がすり合わせできていないからです。
目的が曖昧なまま、いきなり色や写真を使った「完成形に近いデザイン」を作ってしまうと、確認する側はどうしても「ここの色が好みじゃない」「もっと文字を大きく」といった、個人の感覚や主観での指摘になりがちです。
主観による修正指示は正解がないため、「言われた通りに直したのに、なんだか全体のバランスがおかしくなった」という悲劇を生み出します。
この事態を防ぐために、発注側と制作側が必ず事前に行うべき準備があります。
それは、いきなりデザイン(視覚化)に入らず、まずは「ワイヤーフレーム(情報の設計)」の段階で合意することです。
家づくりに例えるなら、壁紙の色や家具(デザイン)を選ぶ前に、まずは間取り図(ワイヤーフレーム)を見て「玄関はここ、リビングの広さはこれくらい」と決めるのと同じです。
色や装飾がない白黒の骨組みの状態でこれらをしっかり確認し、「なぜこの構成なのか」を論理的にすり合わせておくことで、その後のデザイン作業での大きなブレや後戻りを防ぐことができます。
とはいえ、自社だけで情報を完璧に整理し、優先順位をつけるのは非常に難しい作業です。
BtoB、BtoC企業や専門的なサービスを提供している企業様の場合、「業界の常識」にとらわれてしまい、一般のお客様に魅力が伝わりにくい文章になっていることが多々あります。
私たちアメージングデザインは、「言われたものをただ綺麗にレイアウトするだけ」ではなく、制作の初期段階で丁寧にヒアリングを行い、お客様の頭の中にある情報や強みを一緒に整理します。
そして、専門用語や難解なサービス内容を、ターゲットの心にスッと届く言葉へと「翻訳し伝わる化」していくのが私たちの大きな強みです。
「自社の強みがうまくまとまらない」
「前回、他社に依頼した時は修正ばかりで疲れてしまった」
という担当者様は、ぜひ「考える工程」から私たちにご相談ください。
デザインという見た目の装飾に入る前に、まずは成果に直結する「伝達設計」から一緒に伴走いたします。