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デザイン依頼の教科書
2026年05月02日

「新しくパンフレットやWEBサイトを作ったけれど、出来上がったものが頭の中にあったイメージと違った」
「時間もコストもかけたのに、なんだか自社らしくない仕上がりになってしまった」
デザイン制作をご依頼いただいた企業様から、過去の別案件でのこのような失敗談を伺うことがあります。
制作物への違和感は、社内のモチベーションにも影響を与えてしまうため、できる限り避けたいところです。
実は、こうしたイメージのズレの多くは、デザイナーの技術不足ではなく、依頼側と制作側との間にある『言葉の受け取り方の違い(認識のすれ違い)』から生まれることがほとんどです。
今回は、事前の準備やコミュニケーションを少し工夫するだけで、イメージ通りのデザインを作り上げるためのコツをご紹介します。
目次
チラシやパンフレットなどのデザイン希望を伝える際、「シンプルにしてほしい」「スタイリッシュでおしゃれな感じがいい」といった言葉を使われることはとても多いです。
しかし、これらの抽象的な言葉は、人によって思い描くイメージが大きく異なります。
例えば「シンプル」という言葉ひとつとっても、余白をたっぷりとった高級感のあるシンプルさを想像する方もいれば、無駄な装飾を省いた親しみやすいシンプルさを想像する方もいらっしゃいます。
この言葉の解釈がズレたままデザイン制作を進めてしまうと、完成したときに「なんだか違う」という違和感に繋がってしまいます。
抽象的な言葉を使うときは、お互いの認識をすり合わせる工夫が大切になります。
チラシやパンフレットなどのデザイン制作における言葉のズレを防ぐために最も効果的なのが、視覚的な参考資料を共有することです。
「このWEBサイトの、この部分の雰囲気が好きです」
「競合他社のこのパンフレットの色使いは、自社のイメージとは少し違います」
このように、実際の画像やWEBサイトを見ながら「好きな要素」と「避けたい要素」を共有していただくと、言葉では表現しきれない絶妙なニュアンスが制作側に正確に伝わります。
ご自身の業界とは全く関係のない雑誌の切り抜きや、カフェのメニュー表などでも構いません。
「こういう雰囲気が理想」という視覚的な手がかりがあるだけで、デザインの方向性はグッと定まりやすくなります。
「デザイン会社に依頼するときは、完璧な企画書やプロが撮った写真を用意しなければならない」と、ご準備に大きな負担を感じてしまう担当者様もいらっしゃいます。
もちろん、情報が整理されているに越したことはありませんが、最初からすべてが完璧に揃っていなくても大丈夫です。
むしろ「なんとなくこんなことがしたい」というフワッとした状態からご相談いただくことで、制作側からも「それならこういう見せ方はどうでしょうか」「写真はこちらで手配することも可能です」と、柔軟なご提案がしやすくなります。
準備不足を心配して丸投げにしてしまうよりも、今ある情報や悩みをそのまま共有していただき、一緒に形にしていくスタンスを取ることで、より良い成果物に繋がります。
デザインのテイストやレイアウトは制作側からの提案にお任せいただいて問題ありませんが、プロジェクトの根幹となる「誰に(ターゲット)」と「何を(一番伝えたい強み)」だけは、一緒に言語化していくことがとても大切です。
「ターゲットは特に絞らず、みんなに響くものを作ってほしい」というご要望をいただくこともありますが、少しだけ的を絞ることをおすすめしています。
例えば「30代の働く女性」と「60代の経営者」では、読みやすい文字の大きさや、好まれる色のトーンが全く異なるためです。
「このデザインを通して、誰にどんな行動をしてほしいか」という目的を共有することで、デザインは迷いのない、伝わるものへと研ぎ澄まされていきます。
チラシやパンフレット、ホームページなどのデザイン依頼は、普段の業務とは異なるため、どのように希望を伝えればいいのか戸惑われるのは当然のことです。
私たちアメージングデザインでは、代理店を挟まない直接取引という環境のもと、10年以上の実務経験を持つお客様の専任デザイナーが初回のヒアリングから伴走いたします。
お客様が言葉に詰まってしまったり、うまくイメージを伝えられなかったりしてもご安心ください。
対話を重ねる中で、「こういうことでしょうか?」と視覚的なアイデアを提示しながら、お客様の言葉にならない想いや強みを丁寧に紐解き、直感的に伝わる「情報の設計」へと翻訳していきます。
途中で担当者が変わることなく、一人のデザイナーがじっくりとお話を伺うからこそ、ズレのないオーダーメイドのデザインが実現します。
「頭の中にあるイメージをどう伝えていいか分からない」「自社にぴったりの見せ方を一緒に考えてほしい」とお考えの際は、ぜひお気軽に私たちにご相談ください。