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デザインの作り方
2026年09月30日

企業や商品のキャラクターを考えるとき、「かわいい」「親しみやすい」「目立つ」といった見た目から検討し始めることがあります。
もちろん第一印象は大切ですが、企業キャラクターは一度作って終わるものではありません。Webサイト、SNS、チラシ、パンフレット、イベント、商品パッケージ、グッズなど、長い期間にわたってさまざまな媒体で使うことを想定する必要があります。
そこで、長く使えるキャラクターには、見た目の魅力だけでなく、企業や商品の特徴とのつながり、識別しやすい個性、ポーズや表情を追加しやすい設計、媒体が変わっても同じキャラクターと分かる一貫性が必要です。
この記事では、企業キャラクターを継続して活用するために、制作段階で考えておきたい設計のポイントを解説していきます。
関連サービス:キャラクターデザイン制作
目次
長く使えるキャラクターを考えるうえで、最初に確認したいのは「誰のための、何をするキャラクターなのか」です。
例えば、子ども向けイベントの案内役、専門的なサービスをやわらかく伝える説明役、商品シリーズの顔、店舗のアイコンでは、必要な性格や見た目は変わります。
役割が曖昧なまま見た目だけを決めると、完成後にどこで使えばよいか分からなくなったり、媒体ごとに扱いづらくなったりします。
モチーフは、動物・植物・商品・道具・人物など何でも構いません。ただし、「人気がありそうだから猫」「かわいいからクマ」という理由だけで決めると、他社のキャラクターと似やすくなります。
企業名、地域、商品、サービス内容、歴史、理念、利用シーンなどから、その企業や商品だから成立するモチーフを探すことが大切です。
キャラクターには、性格、好きなもの、口ぐせ、住んでいる場所、仲間など、さまざまな設定を加えられます。
ただし、設定は細かければ細かいほどよいわけではありません。企業サイトの案内役として使うだけなら、役割と性格が分かる程度でも十分な場合があります。
一方、商品シリーズやSNSで継続的に物語を発信する場合は、性格やプロフィール、背景世界まで設計しておくと、新しい投稿や商品を考えやすくなります。
キャラクターは、常に大きく表示されるとは限りません。SNSのアイコン、スマートフォン画面、チラシの小さなカット、商品パッケージの一部など、小さく使う場面もあります。
細部まで見なければ誰か分からないデザインでは、小サイズにしたときに個性が失われます。耳の形、髪型、帽子、体形、持ち物など、輪郭だけでも特徴が感じられる要素があると展開しやすくなります。
ただし、特徴を増やしすぎると複雑になります。「覚えてほしい特徴は何か」を絞ることが大切です。
配色はキャラクターの印象をつくる重要な要素です。企業のコーポレートカラーや商品の色と連動させる方法もあれば、キャラクター独自の色を持たせる方法もあります。
長期利用を考える場合は、Webだけでなく、印刷物、看板、グッズなど異なる媒体で再現しやすいかも確認しておくと、その後の判断がしやすくなります。
企業キャラクターは、完成時の正面ポーズだけでなく、喜ぶ、案内する、考える、商品を持つ、走るなど、後からさまざまな表情やポーズへ展開することがあります。
そこで、顔の形、目や口の位置、体の比率、色など、変えてはいけない基本ルールを決めておくと、ポーズを追加しても同じキャラクターとして認識されやすくなります。
キャラクターは、Web、SNS、印刷物、イベント、看板、パッケージ、グッズなど、媒体ごとに表示サイズや形が変わります。
例えばWebでは横長のバナーに入れる、SNSでは正方形に近い画面で使う、看板では遠くから見る、グッズでは輪郭だけで再現する、といった違いがあります。
制作時に主な使用媒体を確認し、全身・上半身・顔だけ、縦向き・横向きなど、必要な見せ方を想定しておくと後の展開がしやすくなります。
長く使っていると、新商品の登場、サービス追加、イベント企画などに合わせて、新しいキャラクターや仲間を増やしたくなることがあります。
そのとき、元のキャラクターの世界観が狭すぎたり、設定が固定されすぎていたりすると、新しい展開を加えにくくなります。
逆に、共通する世界観やルールを持ちながら、色・性格・役割・モチーフに変化をつけられる設計なら、シリーズを広げやすくなります。
| 設計要素 | 確認したいこと | 長期利用で役立つ理由 |
|---|---|---|
| 役割 | 誰に何を伝える存在か | 使う場面を判断しやすい |
| モチーフ | 企業・商品との理由があるか | 他社との違いをつくりやすい |
| 性格・設定 | 活用方法に必要な深さか | 発信やストーリー展開に使える |
| シルエット | 小さくても識別できるか | SNS・印刷・グッズで使いやすい |
| 配色 | 媒体が変わっても再現できるか | 印刷・看板・商品へ展開しやすい |
| 表情・ポーズ | 追加しても同じ顔・体形を保てるか | SNS・販促で継続利用しやすい |
| 世界観 | 仲間や商品を追加できる余地があるか | シリーズ展開へ広げやすい |
キャラクター制作では、提案されたデザインを見て「かわいい」「こちらの方が好み」と感じることは自然です。
ただし、企業キャラクターとして選ぶときは、個人の好みだけでなく、ターゲットに合っているか、企業や商品の特徴とつながっているか、複数媒体へ展開しやすいかも確認しておくと、その後の判断がしやすくなります。
「なぜこのモチーフなのか」「なぜこの色なのか」「この特徴は何を表しているのか」を説明できると、長く使う判断軸になります。
長期利用を考えるからといって、最初から数十種類のポーズ、細かなプロフィール、仲間キャラクター、グッズ展開まで全部作る必要はありません。
ここで大切にしたいのは、後から追加したときにも世界観や見た目が崩れない「基本ルール」を最初に持っておくことです。
企業キャラクターは、完成時の1枚だけで評価するのではなく、今後どんな場面で使い、どのように育てていくかまで考えることで活用しやすくなります。
私たちアメージングデザインでは、企業・商品・サービスの特徴やターゲットを整理しながら、モチーフ、個性、性格、配色、シルエット、ポーズ展開などを設計します。
WebやSNS、販促物、パッケージ、イベント、商品シリーズなど、実際の使用場面まで想定し、後から新しいポーズや仲間を追加しても世界観を保ちやすいキャラクターをご提案します。
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