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2026年09月30日

ホームページをリニューアルする前に何を確認する?残すページ・直すページの決め方

ホームページをリニューアルする前に何を確認する?残すページ・直すページの決め方

ホームページをリニューアルするとき、「古いサイトだから、一度全部なくして作り直そう」と考えることがあります。

しかし、現在のサイトには、検索から継続して見られているページ、問い合わせ前に読まれているページ、今も使える実績やFAQなど、残す価値のある情報が含まれている場合があります。

反対に、アクセスがあるからといって、そのまま残すべきとは限りません。内容が古い、同じテーマのページが複数ある、現在の事業と合っていないといったページは、改善・統合・削除を検討しておくと安心です。

ホームページリニューアル前に大切なのは、既存サイトを一括で「残す/捨てる」と決めるのではなく、ページごとに役割と利用状況を確認することです。

この記事では、企業担当者が既存サイトを棚卸しし、「残す/改善する/統合する/削除する/新規追加する」を判断する方法を具体的に解説していきます。

関連サービス:ホームページ制作・Web制作

最初に、現在のホームページの「全ページ一覧」をつくる

リニューアル前の棚卸しは、トップページだけを見て判断せず、現在公開されているページを一覧にするところから始めます。

一覧には、最低限次の項目を入れます。

  • 現在のURL
  • ページタイトル
  • ページの内容・役割
  • サービス/会社情報/実績/FAQ/ブログなどの種類
  • 最終更新時期
  • 新サイトでどう扱うか

ページ数が少ないサイトであれば手作業でも整理できます。ページ数が多い場合は、制作会社側でサイトマップやクロール結果などを使って一覧化する方法もあります。

企業担当者が技術的な調査をすべて行う必要はありません。重要なのは、「現在どんなページがあるかを確認したうえで新サイトを設計する」という進め方になっているかです。

アクセスされているページを確認する

次に、現在のサイトで実際に利用されているページを確認しておくと、その後の判断がしやすくなります。Google Analyticsを導入している場合は、ランディングページや各ページの閲覧状況が棚卸しの材料になります。

特に確認したいのは、ユーザーが最初にサイトへ入る入口ページです。トップページだけでなく、サービスページやブログ記事から直接訪問していることがあります。

例えば、次のようなページは安易に削除せず、役割を確認しておくと、その後の判断がしやすくなります。

  • 継続的に入口になっているサービスページ
  • 特定の課題でよく読まれている記事
  • 実績や事例の中でも閲覧が多いページ
  • 採用や会社情報など目的別に利用されているページ

ただし、アクセス数が多いだけで「残す」と決めるわけではありません。現在の事業に必要なページか、内容が正しいかも合わせて判断の基準にすると、整理しやすくなります。

検索流入があるページをSearch Consoleで確認する

Google Search Consoleを利用している場合は、検索結果からクリックされているページ、表示されているページ、どんな検索クエリで見つかっているかを確認できます。

検索流入があるページをURLごと変更・削除すると、検索からの入口が変わる可能性があります。リニューアル前に確認し、新サイトで同じテーマをどのページが受け継ぐか決めておきます。

確認例:

  • 検索から継続的にクリックされているページ
  • 表示回数が多いページ
  • 自社が今後も伸ばしたいサービスで流入しているページ
  • 古いページだが検索から使われ続けているページ

検索順位だけで判断せず、クリック・表示回数・検索クエリ・現在の事業との関連を合わせて見ます。

問い合わせにつながっているページを確認する

リニューアルでは、アクセス数だけでなく、問い合わせや資料請求などの前にどのページが使われているかも確認しておくと、その後の判断がしやすくなります。

例えばアクセス数は多くなくても、問い合わせ前に料金ページや実績ページ、FAQがよく見られているなら、検討を支える重要ページである可能性があります。

確認できる場合は、次のような流れを見ます。

  • サービスページ → 実績 → 問い合わせ
  • 検索記事 → サービスページ → 問い合わせ
  • 料金・FAQ → 問い合わせ

計測設定によって確認できる範囲は異なります。データが十分にない場合も、営業・問い合わせ担当者が「よく質問される情報」「問い合わせ前に見てほしいページ」を共有すると判断材料になります。

情報が古くなったページを洗い出す

リニューアルは、現在の情報とサイト内容のずれを直す機会でもあります。見た目だけ新しくして古い情報をそのまま移すと、新サイトでも問題が残ります。

特に確認したい項目:

  • 現在は提供していないサービス
  • 古い料金・プラン
  • 退職したスタッフや古い組織情報
  • 移転前の住所・営業時間
  • 古い設備・店舗・商品の写真
  • 数年前の実績だけで止まっているページ
  • 現在の強みや事業方針と合っていない文章

古い情報があるページは、ページそのものを削除するのではなく、現在の内容へ改善すれば活かせる場合もあります。

内容が重複しているページを確認する

長年運用しているサイトでは、似たテーマの記事やサービスページが増えていることがあります。

例えば、同じサービスについて旧ページと新ページが両方残っている、似た質問へ答えるブログ記事が複数ある、といった状態です。

重複がある場合は、次の点を比べます。

  • どちらのページが現在の内容に近いか
  • どちらに検索流入があるか
  • 被リンクや社内外からのリンクがあるか
  • 一つのページへまとめた方が利用者に分かりやすいか

統合する場合は、内容を一つのページへ集約したうえで、旧URLの扱いもあらかじめ決めておくと、後の工程で迷いにくくなります。URL変更や301リダイレクトの具体的な確認事項は③の記事で詳しく扱います。

各ページを5つに分類する

ここまで確認したら、各ページを「残す/改善する/統合する/削除する/新規追加する」の5つに分類します。

判断 向いているページ 対応例
残す 内容が現在も正しく、役割・検索流入・利用価値が明確 基本内容を引き継ぎ、必要に応じてデザイン調整
改善する 役割は必要だが、情報が古い・不足している 文章、写真、FAQ、事例、CTAなどを更新
統合する 似たテーマのページが複数ある 内容を一つにまとめ、旧URLの移行を設計
削除する 現在の事業に不要で、引き継ぐ情報もない 関連性のある移行先があるか確認して削除
新規追加する 現在の事業・検索ニーズに必要だがページがない 新しいサービス、実績、FAQ等のページを追加

「アクセスが少ない=削除」ではない

棚卸しで注意したいのが、アクセス数だけで削除を決めないことです。

企業サイトには、閲覧数は少なくても必要なページがあります。例えば会社概要、プライバシーポリシー、特定サービスの仕様、取引条件、採用の詳細などです。

反対に、アクセスが多くても、現在の事業と合わないページや、検索意図と提供サービスがずれているページは、そのまま残すべきとは限りません。

「どれだけ見られているか」と「企業サイトに必要か」を別々に考えておくと、方向性を決めやすくなります。

「古いページ=削除」でもない

公開日が古いだけでページを削除する必要はありません。今も検索され、内容が有用であれば、最新情報へ更新して残す選択肢があります。

特に過去の実績、専門的な解説、長期間検索から読まれている記事は、現在の内容へ見直すことで新サイトでも活用できる場合があります。

新しいサイトマップは、棚卸しが終わってからつくる

先に新しいページ構成を決めてから既存ページを当てはめると、現在ある資産を見落としやすくなります。

まず既存ページの棚卸しを行い、その結果をもとに新サイトのページ構成をつくる方が、残す情報・新しく必要な情報を整理しやすくなります。

  1. 現行ページを一覧化する
  2. アクセス・検索流入・問い合わせとの関係を確認する
  3. 内容の古さ・重複を確認する
  4. 残す/改善/統合/削除/追加に分類する
  5. 新しいサイトマップ・ページ構成へ落とし込む
  6. URL変更・統合・削除があるページの移行方法を決める

棚卸し表に入れておきたい項目

項目 記入内容
現URL 現在公開されているURL
ページ名・内容 何を説明するページか
アクセス 閲覧・入口として使われているか
検索流入 Search Consoleで検索から見られているか
問い合わせとの関係 検討・問い合わせ前に使われるページか
情報の鮮度 現状と内容が一致しているか
重複 同じテーマのページがないか
判断 残す/改善/統合/削除/追加
新URL 新サイトで引き継ぐURLまたは移行先

制作会社へ確認したい5つのこと

  1. 現行サイトの全ページを確認してから構成を提案するか
  2. アクセス解析・Search Consoleのデータも確認できるか
  3. 残す/改善/統合/削除するページを一覧で管理するか
  4. 既存コンテンツをそのまま移すのではなく、内容も見直すか
  5. URL変更・ページ統合・削除がある場合の移行方法まで設計するか

企業担当者側で分析を完了してから相談する必要はありません。Google AnalyticsやSearch Consoleの有無、現在気になっているページ、残したい情報などを共有し、制作会社と一緒に棚卸しする進め方もできます。

ページを削除・統合するときは、URLの扱いまでセットで考える

棚卸しで「統合」「削除」と判断したページは、WordPress上から消して終わりではありません。検索からアクセスされていたURLや外部からリンクされているURLの場合、新しい移行先を検討します。

URL変更、ページ統合、301リダイレクト、内部リンク、canonical、Search Consoleなど、SEO面の移行確認は別の記事で詳しく解説していきます。

リニューアル前のページ棚卸しチェックリスト

  1. 現在の全ページとURLを一覧にした
  2. アクセスされているページを確認した
  3. 検索流入があるページを確認した
  4. 問い合わせ・比較検討に使われるページを確認した
  5. 古い情報・現在と合わない情報を洗い出した
  6. 似た内容の重複ページを確認した
  7. 各ページを残す/改善/統合/削除/追加に分類した
  8. 新しいページ構成を棚卸し結果から作った
  9. URLが変わるページの移行方法を確認した

今あるサイト資産を確認するところから、リニューアルをご相談いただけます

私たちアメージングデザインでは、ホームページリニューアルの際に、現在のサイトをすべて捨てて作り直すのではなく、既存ページや掲載情報を確認しながら、新サイトへ残す内容・見直す内容を整理したうえでご提案いたします。

検索流入があるページや今も利用されているコンテンツを確認し、必要に応じて改善・統合しながら、新しいページ構成と問い合わせ導線を設計します。

「どのページを残せばよいか分からない」「古い記事やサービスページを整理したい」という段階でも、現行サイトの棚卸しからご相談ください。

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