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デザインの作り方

2026年09月18日

パンフレットのページ数はどう決める?4・8・12ページと折り方の選び方

パンフレットのページ数はどう決める?4・8・12ページと折り方の選び方

パンフレットを作ることになったものの、

「何ページあれば情報が収まるのだろう」
「三つ折りと冊子のどちらを選べばよいのか」
「ページ数を決めてから制作会社へ相談した方がよいのか」

と迷う方は少なくありません。

パンフレットには、4ページ、8ページ、12ページの冊子型のほか、三つ折りや観音折りなど、さまざまな仕様があります。

しかし、最初にページ数や形を決めてから、そこへ情報を詰め込もうとすると、文字ばかりで読みにくくなったり、反対に内容の薄いページが生まれたりすることがあります。

大切なのは、先にパンフレットの目的、読む人、使用する場面、掲載したい情報を整理し、その内容に合ったページ数と仕様を選ぶことです。

この記事では、4ページ・8ページ・12ページの違い、三つ折りや冊子の特徴、情報量からページ数を決める方法を分かりやすく解説します。

パンフレットのページ数は何を基準に決める?

パンフレットのページ数は、掲載したい情報の量だけで決めるものではありません。

最初に確認したいのは、次の4点です。

  • 誰に渡すパンフレットなのか
  • 何を伝えることが目的なのか
  • どこで、どのように配布するのか
  • 読んだ人に、次にどのような行動をしてほしいのか

例えば、展示会で初めて自社を知った人に渡すパンフレットと、商談後に詳しい検討材料として渡す会社案内では、必要な情報量が異なります。

展示会で配る場合は、短時間で事業の概要や強みが分かり、持ち帰りやすい形が適しています。
一方、商談で使用する会社案内では、事業内容、実績、選ばれる理由、導入の流れなど、信頼につながる情報を順序立てて掲載する必要があります。

ページ数を考える前に、「このパンフレットにどのような役割を持たせるのか」を明確にすることが重要です。

4ページ・8ページ・12ページの違い

冊子型のパンフレットは、印刷した用紙を折って重ねるため、一般的に4ページ単位で構成されます。

ここでは、よく使われる4ページ・8ページ・12ページの特徴を比較します。

ページ数向いている内容主な特徴
4ページサービス概要、簡潔な会社案内、施設案内情報を絞り、短時間で全体を伝えやすい
8ページ会社案内、採用案内、複数サービスの紹介情報量と読みやすさのバランスを取りやすい
12ページ詳細な事業案内、学校案内、施設案内実績、インタビュー、詳しい説明まで掲載しやすい

4ページのパンフレット

4ページのパンフレットは、1枚の用紙を二つ折りにして、表紙、中面2ページ、裏表紙で構成する形が一般的です。

掲載できる情報量は限られますが、伝えたいことを絞り込めば、短時間で全体像を理解してもらえるパンフレットになります。

例えば、次のような内容に向いています。

  • 一つのサービスや商品の紹介
  • 小規模な会社案内
  • 店舗や施設の利用案内
  • 営業時に渡す簡潔な事業紹介
  • Webサイトへ誘導するための案内

4ページの場合、会社概要やサービスを並べるだけで紙面が埋まりやすいため、「最も伝えたい強みは何か」を明確にすることが重要です。

情報が多い場合は、文字を小さくして詰め込むのではなく、詳細をWebサイトへ誘導する方法も検討します。

8ページのパンフレット

8ページは、会社案内やサービス案内で使いやすいページ数です。

表紙と裏表紙を除いて6ページを使えるため、事業内容だけでなく、会社の強み、実績、仕事の流れなども順序立てて紹介できます。

例えば、次のような構成が考えられます。

  1. 表紙
  2. 企業のメッセージ
  3. 事業・サービスの概要
  4. 主なサービスの紹介
  5. 自社の強み
  6. 制作実績・導入事例
  7. ご依頼の流れ
  8. 会社概要・問い合わせ先

すべての会社案内をこの順番にする必要はありません。誰に渡すか、どのような場面で使うかによって、実績を先に見せたり、代表メッセージを省いたりすることもあります。

会社案内に掲載する項目については、「会社案内には何を載せる?伝わるパンフレットの掲載内容と基本構成」でも詳しく解説します。

12ページのパンフレット

12ページにすると、事業やサービスを複数の章に分けて、より詳しく説明できます。

次のような情報量の多いパンフレットに向いています。

  • 複数の事業を紹介する会社案内
  • 学校案内や採用案内
  • 施設・医療・福祉サービスの案内
  • 写真やインタビューを多く掲載する冊子
  • 導入事例や実績を詳しく見せる営業資料

一方で、ページ数を増やすだけでは、読まれるパンフレットにはなりません。

似た説明が繰り返されていたり、各ページの役割が曖昧だったりすると、読者は途中で読むのをやめてしまいます。12ページにする場合は、全体をいくつかの章に分け、読み進める順番を設計することが重要です。

三つ折り・折りパンフレット・冊子の違い

パンフレットでは、「ページ数」と「折った面の数」が混同されることがあります。

例えば、1枚の用紙を三つ折りにしたものは、表裏を合わせて6つの面があります。ただし、冊子のように6ページと数えるのではなく、「三つ折り6面」と呼ぶ方が分かりやすい場合があります。

三つ折りパンフレット

三つ折りパンフレットは、1枚の用紙を3つに折る仕様です。

A4用紙を三つ折りにすると、封筒に入れやすく、店舗や施設のカウンターにも設置しやすいコンパクトな形になります。

次のような用途に向いています。

  • 店舗・施設の案内
  • サービスの概要紹介
  • 展示会やイベントでの配布
  • 郵送物への同封
  • メニューや利用方法の案内

表紙を開くたびに情報が現れるため、読む順番を作りやすいことも特徴です。

ただし、1面あたりの掲載スペースは小さいため、長い文章や多くの写真を載せる内容には向きません。

折りパンフレット

折りパンフレットには、二つ折り、巻き三つ折り、外三つ折り、観音折り、蛇腹折りなど、さまざまな種類があります。

折り方によって、情報の見せ方や開いたときの印象が変わります。

例えば、順番に開きながらサービスの流れを説明する場合は巻き三つ折り、複数の情報を並列で見せたい場合は蛇腹折り、開いたときに大きなビジュアルを見せたい場合は観音折りなどが考えられます。

見た目の面白さだけで折り方を選ぶのではなく、「読者にどのような順番で見てほしいか」から選ぶことが大切です。

冊子型パンフレット

冊子型は、複数のページを順番にめくって読む仕様です。

会社の考え方から事業内容、強み、実績へと、ストーリーに沿って情報を伝えられます。情報量が多い会社案内、学校案内、採用案内、施設案内などに向いています。

写真や図版を大きく見せたり、事業ごとにページを分けたりできるため、情報を整理しやすい一方、ページ数が増えるほど制作費や印刷費も変わります。

必要な情報を整理したうえで、4ページ、8ページ、12ページなどから適切な仕様を選びます。

パンフレットの形や展開方法は、パンフレット・冊子・カタログ制作事例も参考にしてください。

情報量からページ数を決める5つの手順

1.パンフレットの目的を決める

まず、パンフレットを作る目的を一つの文章にします。

例えば、

  • 初めて会う取引先に事業内容を理解してもらう
  • 施設の利用を検討している人の不安を解消する
  • 採用候補者に仕事や職場の魅力を伝える
  • 展示会で興味を持った人をWebサイトへ誘導する

などです。

目的が明確になると、優先して載せる情報が見えてきます。

2.読む人と使用場面を整理する

同じ会社案内でも、営業先へ渡すものと、採用候補者へ渡すものでは必要な情報が異なります。

「誰に」「どこで」「どのように渡すか」を整理し、読者がその場で知りたいことを考えます。

3.掲載候補をいったんすべて出す

既存の会社案内、Webサイト、営業資料、会社概要、写真などから、掲載したい情報を一度すべて出します。

この段階では、文章が完成していなくても問題ありません。見出しや箇条書きだけでも、全体の情報量を把握できます。

制作会社へ渡す資料や原稿のまとめ方については、公開予定の「パンフレット制作の原稿はどう準備する?必要な素材と情報整理の進め方」で詳しく解説します。

4.情報に優先順位を付ける

すべての情報を同じ大きさで掲載することはできません。
掲載候補を、次のように分けます。

  • 必ず伝える情報
  • 読者の判断を助ける情報
  • 紙面に余裕があれば掲載する情報
  • Webサイトへ誘導する情報

この整理によって、必要なページ数が見えやすくなります。

5.各ページの役割を決める

最後に、表紙、導入、事業紹介、強み、実績、会社概要など、ページごとの役割を割り当てます。

この時点で情報が収まらなければ、ページ数を増やすだけでなく、内容を絞る、図解にする、Webサイトへ分けるといった方法を検討します。

配布方法や営業場面に合った仕様の選び方

営業担当者が説明しながら使う場合

営業担当者が説明を補足できる場合は、すべてを文章で書く必要はありません。

見出し、図、写真、実績など、説明を支える情報を中心に構成します。詳しい会社案内なら8ページ前後、サービスを絞った案内なら4ページや三つ折りも選択肢になります。

営業ツールとしての構成については、パンフレットを「有能な営業マン」に変える構成設計もあわせてご覧ください。

展示会やイベントで配布する場合

展示会では、多くの資料と一緒に持ち帰られることを想定する必要があります。

短時間で内容が分かり、後から見たときにも「何の会社か」を思い出せる表紙や構成が重要です。

情報を絞った4ページや折りパンフレット、特定サービスに特化した三つ折りなどが考えられます。

店舗や施設に設置する場合

ラックやカウンターへ設置する場合は、置けるサイズや表紙の見え方も重要です。

三つ折りパンフレットはコンパクトに設置できますが、1面の情報量は少なくなります。施設の特徴や利用方法を詳しく伝えたい場合は、4ページ以上の仕様を検討します。

郵送する場合

郵送では、封筒のサイズ、重量、同封するほかの資料との関係も考えます。

A4三つ折りは一般的な長形3号封筒に入れやすい形ですが、写真や実績を大きく見せたい会社案内では、A4やA5の冊子型が適している場合もあります。

パンフレット単体だけでなく、封筒や送付状を含めて設計すると、受け取ったときの印象を統一できます。

ページ数を決めるときによくある失敗

ページ数を先に決めてしまう

「予算を抑えたいから4ページ」「一般的そうだから8ページ」と先に決めると、必要な情報が収まらない場合があります。

ページ数は、目的と情報を整理した後で決める方が確実です。

掲載したい情報をすべて詰め込む

ページ数を増やさずに多くの情報を入れると、文字が小さくなり、写真や余白も減ってしまいます。

情報量が多い場合は、優先順位を付ける、ページ数を増やす、Webサイトと役割を分ける、といった判断が必要です。

ページ数が多いほど充実して見えると考える

ページ数が多くても、似た内容が繰り返されていれば、読者にとって分かりやすいパンフレットにはなりません。

重要なのは、必要な情報が必要な順番で掲載されていることです。

パンフレット全体を点検するときは、パンフレット制作で成果を出すコツ。見落としがちな5つのポイントも参考になります。

ページ数や仕様が決まっていなくても相談できます

パンフレット制作を相談する前に、ページ数、サイズ、折り方まで決めておく必要はありません。

むしろ、目的や掲載内容を整理する前に仕様を決めてしまうと、必要な情報が収まらなかったり、使う場面に合わなかったりすることがあります。

アメージングデザインでは、

  • パンフレットを誰に渡すのか
  • どのような場面で使うのか
  • 何を最も伝えたいのか
  • 現在どのような資料や写真があるのか
  • 印刷部数や配布方法はどうするのか

といった内容を伺い、情報整理、構成、デザイン、印刷までを見据えて適切な仕様をご提案します。

文章やページ構成が固まっていない段階でもご相談いただけます。

詳しい対応内容はパンフレット制作サービスをご覧ください。

ページ数や折り方を含めて相談したい方は、ご相談・お見積りフォームからお問い合わせください。

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