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子どものいじめ問題に希望の光
子どものいじめ問題に希望の光。
匿名相談ができるアプリSTOPitという存在を知りました。
これは自治体と学校の受け入れが前提のようですが、
匿名でLINEのようなチャット形式で相談できるのは、
子どもにとってハードルが低いはず。
学校のカウンセリングルームに入って相談なんかできない。
直接電話だって躊躇する。
相談できる人がいれば、
逃げる場所があれば、
最悪の事態は今よりもっと予防できるはず。
僕の加盟するNPOハートリボンでも電話相談があるけれど、
それは氷山の一角の一角で、オレンジジュースに入っているひとつぶの氷程度。
相談ができる先は多い方がいい。
このアプリが全国に広がってくれることを願っているし、
僕らも伝えていきたいと思います。
《以下、日本経済新聞「SNSいじめ、アプリ「STOPit」で止めろ」からの引用》
子どもの利用が前提のストップイットの使い方は簡単だ。学校はアプリのログインに必要なアクセスコードを紙に印刷して生徒に配る。啓発用のポスターも校内に張る。生徒は自分でスマートフォン(スマホ)にアプリをダウンロードする。相談は、若者が慣れ親しんでいるメッセージアプリと同じチャット形式で行われる。
子どものSOSの受け手は、事前に研修を積んだ教育委員会の相談員や委託先の外部相談員などだ。やりとりは匿名だがアクセスコードで学校と学年は特定できる。生徒が望む場合は学校に注意を促し、望まない場合は学校に報告はいかない。ただし、暴力や自殺をほのめかすような緊急性を要する事案は別だ。生徒の許可無しに学校などに連絡し、すぐに対策を取ってもらう。
出典・引用:2018年 日本経済新聞「SNSいじめ、アプリ「STOPit」で止めろ 」