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配るだけで終わらせない!ショップカードで再来店を生むデザイン設計
ショップカードは、お店の情報を伝えるだけでなく、「また来たい」と思わせるきっかけにもなる重要なツールです。
しかし実際には、作って満足してしまったり、ただ店頭に置いて配るだけで終わってしまっているケースも多く見受けられます。
本記事では、ショップカードを「再来店につなげるための設計視点」から掘り下げ、成果を生むデザインの考え方をご紹介します。
ショップカードの役割を再定義する
多くのショップカードは「店名」「住所」「営業時間」などの情報を掲載するのみで、顧客行動への“働きかけ”が不足しています。
本来、ショップカードが果たすべき役割は以下の3つです。
・初回来店の記憶を鮮明にし、再来店を促す
・ブランドの世界観や価値を伝える
・紹介や共有によって新規顧客の獲得を促す
この3つを意識せずに作られたカードは、財布に入れてもらえず、そのまま捨てられてしまう可能性が高まります。
“配る”ことが目的ではなく、“残る・使われる・行動を促す”ことが目的だという視点で見直すことが大切です。
再来店を生むデザイン設計の工夫
ショップカードが「行動を促すツール」に変わるためには、視覚だけでなく設計全体に戦略が必要です。
下記のような工夫を入れることで、再来店率が高まります。
・来店の理由をつくる特典やキャンペーンの記載
・ショップの雰囲気や世界観が伝わるデザイン演出
・スタンプ欄や紹介欄などのインタラクティブな仕掛け
・手帳や財布に入れたくなるデザイン性・サイズ感
・SNSやLINEなどデジタル導線との連携QRコードの設置
たとえば、「2回目来店で10%OFF」「紹介でプレゼント」などの情報があるだけで、カードを捨てずに保管しやすくなります。
また、記憶に残るロゴやカラー、ショップの特徴が伝わるキャッチコピーも有効です。
配布後の活用も設計に含める
効果的なショップカードは「カードを配った後の行動」までを見越して設計されています。
・レジで渡すタイミングと一緒にひとこと添える接客トーク
・名刺サイズではなく、財布に入りやすい角丸加工などの形状工夫
・SNSのフォローやクチコミ投稿を促すインセンティブの設計
つまり、ショップカードは「渡すツール」ではなく、「次のアクションにつなげる媒体」なのです。
スタッフとの会話、SNS連携、クーポンの提示など、店外で“思い出される”設計こそが、リピートにつながる要です。
まとめ
ショップカードは“名刺的なもの”ではなく、「お客様の再来店を後押しするツール」です。
情報を載せるだけではなく、「誰に」「どのような行動を促したいのか」を逆算し、
顧客心理に寄り添った設計をすることが、成果を生む鍵となります。
単に配るだけで終わらせず、デザインと設計の両面から「再訪問したくなる理由」をつくることで、カードの役割は大きく変わります。
私たちアメージングデザインでは、「目的を達成するため」のショップカードデザインを、
お客様一人ひとりの目的を丁寧におうかがいし、それに合わせたプランニングから開始いたします。
プランニングとは、「他社との違い」「独自のポジション」「明確な顧客像」を基に、「誰に」「何を」「どのように伝えるか」を設計することです。
そこから訴求する情報を整理して、紙面でどのように見せていくかを検討します。
これらが、しっかりできてはじめてデザイン制作に入ります。
このプロセスをすることで、私たちアメージングデザインは、2010年の創業以来、営業やセールスを一切せずデザイン戦略のみでの自社集客を実現することができました。
もちろん弊社のお客様もそのような方が多くいらっしゃいます。
詳しくはお客様の声をご覧ください。
これからはじめてショップカードを作成されるお客様にも、分かりやすくサポートいたします。