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「ただ目立つ」から「選ばれる」へ。ブランド構築から考える販促デザインの戦略
「チラシを配っても反応がない」
「SNSを運用しても記憶に残らない」
このようなお悩みを持つ方に、まず考えていただきたいのが“ブランドの視点”です。
どんなに配色やレイアウトが美しくても、ブランドが伝わっていなければ、人の心には残りません。
この記事では、選ばれる存在になるために必要な「ブランド構築」と、それを軸にした販促デザインの考え方をわかりやすく解説します。
「ブランド」とは何か?
ブランドという言葉を聞くと、大手企業のロゴやイメージカラーを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし本質は「お客様の頭の中にあるイメージ」であり、それをどう形成するかが“ブランド構築”です。
・このサービスは信頼できそう
・この会社は他と違う
・なんとなく好き、感じがいい
こうした印象を、販促物やWeb、接客などを通して一貫して伝えられているかどうかが重要です。
販促デザインでブランド構築を図るために
ブランド構築の視点を取り入れた販促デザインには、以下の要素が欠かせません。
・【一貫性のある世界観】
配色、フォント、トーン&マナーを統一し、どの媒体でも“らしさ”が伝わるようにする
・【メッセージの明確化】
「自分たちは誰のために、何を、どう届けたいのか」を定め、言葉とビジュアルで表現する
・【感情に働きかける設計】
機能や価格だけでなく、“共感”を生むストーリーや想いを伝える
・【差別化ポイントの可視化】
他社と違う強みが明確になっている(価格だけで選ばれない状態を目指す)
・【見る人の記憶に残る工夫】
一瞬で「いいかも」と感じてもらえる、第一印象と独自性を意識したデザインにする
ブレないブランド設計のステップ
ブランドを軸にデザインを展開するには、まず土台の「ブランド設計」が必要です。
以下のステップで整理すると、伝えるべき軸が見えてきます。
・理念や想い(Why):なぜこの事業をしているのか
・価値(What):何を通じて、どんな価値を届けるのか
・対象(Who):どんな人に届けたいのか
・方法(How):どんな伝え方・見せ方が適しているか
・ゴール(Action):見た人にどんな行動をとってもらいたいか
この設計がブレていない状態でデザインすることで、販促物そのものが「ブランド体験の一部」となり、信頼を積み重ねていくことができます。
まとめ
目立つだけのデザインでは、人の記憶には残りません。
ブランド構築とは、「何を伝え、どう見せ、どう覚えてもらうか」の設計です。
見た目だけにとどまらず、“らしさ”を言語化・ビジュアル化し、一貫性を持たせることで、選ばれる存在としての信頼を築くことができます。
私たちアメージングデザインでは、“目的を達成するため”のブランディングデザインを、
お客様一人ひとりの目的を丁寧におうかがいし、それに合わせたプランニングから開始いたします。
プランニングとは、「他社との違い」「独自のポジション」「明確な顧客像」を基に、「誰に」「何を」「どのように伝えるか」を設計することです。
そこから訴求する情報を整理して、紙面でどのように見せていくかを検討します。
これらが、しっかりできてはじめてデザイン制作に入ります。
このプロセスをすることで、私たちアメージングデザインは、2010年の創業以来、営業やセールスを一切せずデザイン戦略のみでの自社集客を実現することができました。
もちろん弊社のお客様もそのような方が多くいらっしゃいます。
詳しくはお客様の声をご覧ください。
これからはじめて販促物を作成されるお客様にも、分かりやすくサポートいたします。