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目的から逆算するデザイン設計とは?ゴールから考える戦略思考
『デザインはセンス』と思われがちですが、成果を出すデザインには明確な“設計図”があります。
その設計図の出発点になるのが『目的』です。
「何のために作るのか?」
「最終的にどんな行動を起こしてもらいたいのか?」
これを明確にすることで、制作物は単なる装飾ではなく『戦略ツール』として機能します。
今回は、目的から逆算するデザイン設計の考え方について解説します。
ぜひ、貴社のデザイン制作に活かしていただけたら幸いです。
成果を出すには、目的から設計する
『パンフレットを作りたい』『チラシを配りたい』
こういったご相談はよくありますが、重要なのはその“先”にある目的です。
・イベント集客を成功させたい
・新サービスの認知を広げたい
・店舗への来店数を増やしたい
このように目的を具体的に設定することで、必要な要素や構成が見えてきます。
目的を曖昧にしたまま制作を進めると、効果的な情報設計ができず、“なんとなく良いデザイン”で終わってしまうのです。
ゴールから逆算して、設計する視点
目的を起点に、以下のような『逆算思考』でデザイン設計を行うと、情報の精度と説得力が格段に高まります。
・最終的にユーザーにどんな行動をとってもらいたいのか?
・そのために、どの順番で情報を伝えるべきか?
・どの要素が“行動のトリガー”になるか?
たとえば『問い合わせ』をゴールにしたパンフレットであれば、特徴や実績をただ並べるだけでなく、
「悩みへの共感 → 解決策の提示 → 信頼材料の提示 → 問い合わせボタン」
というストーリー設計が必要になります。
このように、伝える内容を目的から逆算することで、読む側にとって自然な流れが生まれ、行動に繋がるのです。
“なんとなく”の情報構成では成果につながらない
目的が明確でないまま進めると、以下のような問題が起こります。
・情報量が多く、伝えたいポイントがぼやける
・本当に必要な要素が欠けてしまう
・誰に届けたいのかが不明確なまま進行する
こうなると、手間やコストをかけても『成果の見えないツール』になってしまいかねません。
逆に、ゴールから逆算して作られたデザインは、構成・見せ方・コピーすべてが『意図をもった設計』になります。
だからこそ、相手の心に届き、行動を促すことができるのです。
まとめ
デザインを“見た目”から始めると、成果に結びつきにくくなります。
本当に必要なのは、『何のために作るのか』という目的から逆算する設計視点です。
目的 → 訴求の順番 → 情報の優先順位 → レイアウト・コピー
このプロセスを踏むことで、デザインは単なる装飾から“伝える戦略”へと変わります。
私たちアメージングデザインでは、“目的を達成するため”のデザインを、お客様一人ひとりの目的を丁寧におうかがいし、それに合わせたプランニングから開始いたします。
プランニングとは、『他社との違い』『独自のポジション』『明確な顧客像』を基に、『誰に』『何を』『どのように伝えるか』を設計することです。
そこから訴求する情報を整理して、紙面でどのように見せていくかを検討します。
これらが、しっかりできてはじめてデザイン制作に入ります。
このプロセスをすることで、私たちアメージングデザインは、2010年の創業以来、営業やセールスを一切せずデザイン戦略のみでの自社集客を実現することができました。
もちろん弊社のお客様もそのような方が多くいらっしゃいます。
詳しくはお客様の声をご覧ください。
これからはじめて販促物を作成されるお客様にも、分かりやすくサポートいたします。