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「世界で働く子どもたち」ワークショップに参加して…
先日区のボランティアセンターで行われた
「世界で働く子どもたち」に参加させて頂きました。
参加資格は小学生だったのですが、無理を言って一緒に参加。
当日はバングラデシュで学校に行けない子たちを支援している
NPO団体の方のお話を聞きました。
バングラデシュでは日本のように当たり前に小学校には上がらず、
320万人の子が働いている。
文字の読み書きができる大人は56%。
それでは学校に行きたい!
勉強がしたい!
この団体さんはそんな子たちを支援する「塾」を開いているんです。
話を聞いていた子たちの様々な反応も見ていてとても興味深かった。
「えー、意味分かんない」
「まじで??」
「日本は恵まれてんだよなぁ」
僕はこの話を聞いて、いてもたってもいられなくなりました。
そんな矢先、いてもたってもいられる時間が到来。
それは使用済みの切手をきれいに切ること。
これを集めることでバングラデシュの子たちが
塾に通うことができると言うんです!
みんな張り切って切りました。
15分という時間でしたが終わる頃には、もっと切りたい!楽しい!と
参加の子どもたちは夢中に。
具体的に、直接的に、自己満足ではない活動。
その先には困っている子どもが笑顔になる実のなる魔法が待っている。
ぼくはその日、参加の子どもたちからも、
バングラデシュのお話からもすごく刺激を受けました。
帰って早速、じぶんの子にも話をし、
切手やハガキを集めることに。
今までもペットボトルのキャップなどを集めて入るものの、
結局どうなっているのか分からなかった事も、
今回のように直接話しを聴き、気付き、興味を持つことが 何よりも大切で、
それによって子どもたちが持っている可能性が いっきに広がる事を改めて実感!
その瞬間を見た気がする。
子どもたちには教育はもちろんだろうけど、
やはり「学習」する機会や体験をいっぱいしてもらいたい。
たくさんの想像をして、デザインをして心を豊かにする。
それこそが自分の物語をつづっていく第一条件!
この週末もまたぼくは、宿題より大切なことがあるんだ!
と言って、 小1の長男を外に連れ出してしまうんだろうな^^;;