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問い合わせにつながるデザイン設計とは?ゴールから逆算する情報戦略
「デザインを見てもらえてはいるけれど、なかなか問い合わせに繋がらない」
そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
成果を出すデザインには、見た目の美しさ以上に「構造」が重要です。
とくに“問い合わせ”というゴールを目指すなら、そのゴールから逆算して設計された導線が不可欠です。
この記事では、成果を高めるための“逆算設計”の考え方と、具体的なステップについてご紹介します。
1. ゴール(問い合わせ)のイメージを明確にする
まず取り組むべきは、「どのような問い合わせが理想か」を明確にすることです。
・どんな内容の問い合わせが欲しいのか
・問い合わせ後にどんな行動へつなげたいのか
・目標となる件数や反応率はどのくらいか
こうした具体的なゴール設定が、情報量や構成、デザインの方向性を大きく左右します。
2. 訴求すべき情報を逆算する
ゴールが定まったら、「そのゴールに到達するには、どんな情報が必要か」を洗い出していきます。
読者が問い合わせをするまでには、以下のような感情のステップがあります。
・自分に関係あると感じる(共感)
・このサービスは良さそうだと思う(期待)
・信頼できそうだと納得する(安心)
・問い合わせてみようと思う(行動)
この流れに沿って、掲載すべき情報は以下のように整理できます。
・読者の課題や悩み(共感)
・その解決策・特徴(期待)
・実績やお客様の声(信頼)
・フォームや連絡先(行動)
これらを順序立てて配置することで、自然な問い合わせ導線をつくることができます。
3. レイアウトで「行動」へ導く導線設計
構成が固まったら、次はレイアウトで視線と行動を誘導します。
・視線の流れに沿ったレイアウト(Z型・F型など)
・フォームやボタンを複数箇所に配置(冒頭・中盤・末尾)
・目立つカラーやアイコン、余白で行動喚起を促す
また、スマートフォン対応も重要です。スクロールが前提のスマホでは、フォーム位置や読みやすさに工夫が求められます。
4. コピーで“最後のひと押し”をする
構成や配置が整っていても、「行動を促す言葉」がなければ読者は動きません。
コピーには心理的な後押しをする効果があります。
・「今だけ」「無料」「限定」などのメリット訴求
・「初めての方も安心です」といった不安を軽減する文言
・「まずはご相談ください」など、やわらかく促すトーン
読者の心理に寄り添った言葉を添えることで、問い合わせへのハードルが下がります。
まとめ
成果を出すデザインは、「行動」から逆算して組み立てるものです。
「見せたい情報」ではなく、「読み手が必要とする情報」を流れに沿って設計することで、自然な問い合わせにつながります。
・まずゴール(問い合わせ)を明確にし
・必要な情報を逆算して構成を設計
・視線導線とレイアウトで行動を促し
・コピーで背中を押す
この流れを意識するだけで、デザインの反応は大きく変わります。
私たちアメージングデザインでは、“目的を達成するため”のデザインを、
お客様一人ひとりの目的を丁寧におうかがいし、それに合わせたプランニングから開始いたします。
プランニングとは、「他社との違い」「独自のポジション」「明確な顧客像」を基に、「誰に」「何を」「どのように伝えるか」を設計することです。
そこから訴求する情報を整理して、紙面でどのように見せていくかを検討します。
これらが、しっかりできてはじめてデザイン制作に入ります。
このプロセスをすることで、私たちアメージングデザインは、2010年の創業以来、営業やセールスを一切せずデザイン戦略のみでの自社集客を実現することができました。
もちろん弊社のお客様もそのような方が多くいらっしゃいます。
詳しくはお客様の声をご覧ください。
これからはじめて販促物を作成されるお客様にも、分かりやすくサポートいたします。