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成果を高めるペルソナ作成手順
「もっと伝わるデザインをつくりたい」「チラシやWEBで成果を出したい」
そう思ったとき、最初に取り組むべきなのが『ペルソナの設計』です。
ペルソナとは、「理想的な顧客像を具体的に描いた人物像」のこと。
誰に向けて、どんな価値を、どう届けるのか――。その土台を固めることで、伝え方・見せ方の精度が大きく変わります。
この記事では、ペルソナ設計の基本と、実務で活用できる作成手順を解説します。
目次
なぜペルソナ設計が必要なのか
「多くの人に届けたい」という気持ちから、誰にでも当てはまる言葉・デザインを選んでしまうと、結果的に“誰にも刺さらない”デザインになってしまいます。
ペルソナを定めることで…
・ターゲットが“自分のことだ”と感じて読む
・言葉のトーンやビジュアルが揃い、一貫した印象になる
・構成や導線が論理的に設計できる
つまり、成果に直結する「伝わる設計」の出発点がペルソナなのです。
実務で使えるペルソナ作成5ステップ
ペルソナをつくるときに意識すべきは、「実在しそうな一人に絞ること」です。
以下の5ステップで具体化していきましょう。
● ステップ1:基本情報を定める
・年齢、性別、家族構成、職業、収入、居住地など
・生活パターンや趣味、価値観も明確に
● ステップ2:課題と欲求を言語化する
・その人が今、何に困っているか
・何を達成したくてサービス・商品を探しているのか
● ステップ3:行動パターンを想定する
・どのタイミングで、どんな検索をし、何に反応するか
・どの情報に安心感や信頼感を抱くか
● ステップ4:心理的なハードルを可視化する
・なぜ今まで申し込んでいないのか
・不安・疑問・迷いはどこにあるか
● ステップ5:その人に届く言葉・構成を設計する
・「自分ごと」に感じるキーワード
・「読む順番」で納得してもらう情報設計
ここまで具体的に人物像を定めることで、「この人のためのデザイン」という設計思考が生まれます。
チームで共有し、全体設計の軸にする
作成したペルソナは、デザイナーやコピーライター、ディレクターなどチーム全体で共有します。
・誰に向けたものかが一致すると、言葉・ビジュアル・構成に一貫性が出る
・ペルソナが明確なほど、判断の軸ができるため迷いが少なくなる
デザインの成果は“設計の精度”で決まります。
その核となるペルソナが曖昧では、構成もコピーもブレてしまいます。
まとめ
ペルソナ設計は、「伝えるための準備」の中でも最も重要な要素です。
ターゲットが具体的になることで、伝える言葉も、構成も、デザインも研ぎ澄まされていきます。
「誰か一人のために作る」――それが、成果を生むデザインの第一歩です。
私たちアメージングデザインでは、“目的を達成するため”のデザインを、
お客様一人ひとりの目的を丁寧におうかがいし、それに合わせたプランニングから開始いたします。
プランニングとは、「他社との違い」「独自のポジション」「明確な顧客像」を基に、「誰に」「何を」「どのように伝えるか」を設計することです。
そこから訴求する情報を整理して、紙面でどのように見せていくかを検討します。
これらが、しっかりできてはじめてデザイン制作に入ります。
このプロセスをすることで、私たちアメージングデザインは、2010年の創業以来、営業やセールスを一切せずデザイン戦略のみでの自社集客を実現することができました。
もちろん弊社のお客様もそのような方が多くいらっしゃいます。
詳しくはお客様の声をご覧ください。
これからはじめて販促物を作成されるお客様にも、分かりやすくサポートいたします。