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工芸とデザインの境目
先日旅行で行った「金沢21世紀美術館」で
印象に残った展示。
「工芸とデザインの境目」
同じものづくり、という観点では同じでも
異なるジャンルとして分類されている工芸とデザイン。
工芸とデザインの境目のどちらに属するかを
展示部屋に1本の境界線を実際に引いて
線のどちらに置くかで示す、という
魅力的な展示で伝えていました。
例えば、ざる。
ほうき/掃除機
詳しくは21世紀美術館のサイトへ
(写真も数点載っているので…)
(本当はもっとかっこいいので…)
時には大きく分けることもできるものもあれば
境界線上の置かれて曖昧だったり
どちらかというと工芸よりかな…というような感じとか。
この展示をみて、
【工芸】は、効率や、量産性を考えず
昔に人々の生活に密着した、心地よさのあるもの
【デザイン】は、効率や量産性、商業性の高いものです。
現在の生活に密着してどんどん形を変えていき
便利で、快適さを求めるものだな、と思いました。
両方の良さや、要素を知っているだけで
ただモノを物として扱うのではなく
少しだけ生活が豊かになる気がします。
アメージングデザインが提供するサービスは
もちろん「デザイン」
便利で、売上を期待したり、集客するものとして使われます。
もう一度、その「デザイン」というものの
役割を見なおしてお客様のデザインをしていきたいと思います。