自分らしさってアメージング!#06 | アメージングデザイン[東京]

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2012/01/06

自分らしさってアメージング!#06 プレゼント

アメージングデザイン 塚本ユージ

中学から漠然と持っていた夢、
ミュージシャン。

それを叶える時間も必要で入った大学だったけれど、
在学中はメンバーも固定せず、月1回都内のライブハウスに出る程度。

作詞作曲は続けていて、
たくさんの曲たちがうまれていたけれど、
それよりも早く時間の方がどんどん逃げていった。

世の中はすでに夏休み。
バイトを細々やって、彼女とデートする日々が定着。
もちろんこれはこれで楽しかったし楽だった。

そんなあるデートの日、
背伸びをして銀座を散策していた日、
僕の心を焼き付ける事件が起きました。

ランチをしてどこに行くでもなく歩いていると、
ギャラリーの看板があり、何気なく地下にあるそこに入っていく。
中は暗く、壁に掛かった絵にだけ、照明が当たっていて、
美術館とは少し違う雰囲気。
その絵には女性とネズミ(偽物のミッキー?)のようなキャラクターが描かれており、
暗い色彩だけど、カラフルで嫌いでもなく、好きでもない。
でもなんかざらついたクセのある、喉も少し乾く。
そんな印象を持った絵たちが飾られていました。

10分もしないうちにそのギャラリーを出て、
いつものデートに戻る。
しかし、何故か次第にあの絵が気になり始めて、
気づいた時には頭の中でその絵を模写して、
脳みその中でギャラリーを開催して、改めて観覧している僕がいた。

僕は何かを見つけた気がして。
ずっと探していた何かを?
忘れていた何かを?
ガラ空きの電車の中で、
どこに、座っていいかもわからなかった僕の心に、
座ってみたいと思える席が見つかった。
ここなら落ち着ける、
潜在的に前から見たかったかもそれない景色が見られる席を。

そんな感覚と席の場所を教えてくれた。
大学2年の夏に、その絵にプレゼントしてもらった
気がしたのでした。