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問い合わせが増える!BtoBサイト設計の秘訣
BtoB企業にとって、Webサイトは「営業の入り口」とも言える存在です。
特に、問い合わせ獲得は売上や商談数に直結する重要な指標。
しかし、「アクセスはあるのに問い合わせにつながらない」という悩みを持つ企業も少なくありません。
今回は、BtoBサイトで効果的に問い合わせを増やすための導線設計とユーザーのアクション促進(申込みや問い合わせ)の工夫について解説します。
目次
まずはユーザーの心理フローを知る
問い合わせを増やすために最も重要なのは、「ユーザーの行動心理」を理解することです。
BtoBサイトでは、ユーザーがすぐにアクションを起こすことは稀です。
以下のようなフローをたどることが多いため、それに応じた導線設計が必要です。
・自社に合った企業かを判断(実績・事例)
・専門性があるかを確認(ブログ・コラム)
・信頼できるかを判断(会社情報・理念)
・資料請求や問い合わせに進む(申込みや問い合わせアクション)
この順序に沿った情報の配置が、自然な導線を生み出します。
「今すぐ客」だけでなく「これから客」も逃さない
BtoBの検討プロセスは長く、「すぐに問い合わせたい」ユーザーよりも「情報収集段階」のユーザーの方が多い傾向にあります。
そのため、「問い合わせ」だけでなく、以下のような段階的なユーザーのアクション促進(申込みや問い合わせ)を用意しておくことが効果的です。
・資料ダウンロード
・メールマガジン登録
・セミナー/ウェビナー案内
・導入事例を読む
これにより、温度感の異なるユーザーに適切なアクションを促すことができ、後々の商談機会につながります。
ボタンの文言と配置が成果を左右する
「お問い合わせはこちら」だけでは、ユーザーは行動に移してくれません。
効果的なユーザーのアクション促進(申込みや問い合わせ)をするには、文言とデザイン、配置の工夫が必要です。
・例:「30秒で入力完了!無料相談フォーム」
・例:「この製品について詳しく知る」
・例:「導入事例をPDFで見る」
また、ユーザーのアクション促進(申込みや問い合わせボタン)は「記事の終わり」「スクロール中」「サイドバー」など複数箇所に配置することで接触機会が増え、クリック率も上がります。
フォームの設計も成約率に直結する
ユーザーのアクション促進でフォームまで来ても、入力の手間が大きすぎれば離脱の原因になります。
以下のような工夫が必要です。
・入力項目は最小限にする(5項目以内が理想)
・必須・任意を明確に分ける
・スマホ対応を徹底する
・「入力完了の安心感」を出す(送信後メッセージやサンクスページ)
また、プライバシーポリシーやSSLの表記も信頼感を高める要素です。
まとめ:問い合わせは「設計」で増やせる
BtoBサイトにおける問い合わせは、偶然の成果ではなく「設計の結果」です。
ユーザーの心理に寄り添った情報構成とユーザーのアクション促進の工夫により、着実に成果を上げることができます。
私たちアメージングデザインでは、“目的を達成するため”のBtoBサイトデザインを、
お客様一人ひとりの目的を丁寧におうかがいし、それに合わせたプランニングから開始いたします。
プランニングとは、「他社との違い」「独自のポジション」「明確な顧客像」を基に、「誰に」「何を」「どのように伝えるか」を設計することです。
そこから訴求する情報を整理して、紙面でどのように見せていくかを検討します。
これらが、しっかりできてはじめてデザイン制作に入ります。
このプロセスをすることで、私たちアメージングデザインは、2010年の創業以来、営業やセールスを一切せずデザイン戦略のみでの自社集客を実現することができました。
もちろん弊社のお客様もそのような方が多くいらっしゃいます。
詳しくはお客様の声をご覧ください。
これからはじめてBtoBサイトを作成されるお客様にも、分かりやすくサポートいたします。