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会社案内パンフレットの効果的な使い方とは?目的別デザイン活用術
「会社案内パンフレット、作ってはみたけど使い方が分からない…」
「どんな内容を載せるのが正解?」
そんなお悩みをよく耳にします。
会社案内パンフレットは、中小企業にとって“信頼”と“魅力”を伝えるための大切なツールです。
本記事では、「目的別に見るパンフレットの作り方」から「効果的な活用方法」まで、成果につながるヒントをわかりやすくご紹介します。
目次
会社案内パンフレットの役割とは
パンフレットは単なる紙の資料ではありません。
会社の魅力や姿勢を第三者に「わかりやすく」「魅力的に」伝える営業ツールです。
以下のようなシーンで使われることが多く、印象づくりに直結します。
・展示会や営業先での手渡し
・採用活動での学生向け配布
・商談前の事前送付資料 など
目的別|パンフレットに載せるべき情報
パンフレットの効果は、「誰に」「何を伝えたいか」で大きく変わります。
以下の表をご覧ください。
目的 | ターゲット | 主な掲載内容 |
---|---|---|
営業用 | 初めて接点を持つ企業・担当者 | サービス内容、導入実績、他社との違い、強み |
採用用 | 学生・転職希望者 | 企業理念、社風、職場の様子、社員インタビュー |
展示会用 | 業界関係者、バイヤー | 商品概要、会社概要、問合せ先、事例 |
伝わるパンフレットデザイン3つのコツ
1. 情報の“取捨選択”が重要
パンフレットに載せたい情報はたくさんあるかもしれません。
しかし、情報を詰め込みすぎると、逆に読まれないパンフレットになってしまうというのが実情です。
受け取った相手は、隅から隅までじっくり読むとは限りません。特に初めて御社のことを知る方にとっては、「分かりやすさ」「必要な情報へのアクセスのしやすさ」が最も重要になります。
たとえば、営業用のパンフレットであれば、「自社の強み」「過去の実績」「導入メリット」など、相手が興味を持つであろうポイントにフォーカスすべきです。
一方で、沿革や組織図、社長の長いメッセージなどは、場合によっては別資料に分けても良いかもしれません。
また、ターゲットや配布シーンごとにページ構成を変えるなど、「読み手ファースト」の視点で構成を練ることが、成果につながるパンフレット制作の第一歩となります。
2. 視覚で伝える
パンフレットは「読む」よりも「見る」ツールであるといっても過言ではありません。
視覚的な印象が、内容の理解度や企業イメージに大きな影響を与えます。
文章で丁寧に説明することも大切ですが、第一印象を決めるのはデザインや写真、配色、図解といったビジュアル要素です。
たとえば、「サービスの流れ」はイラストやフロー図にすることで理解度が格段に上がります。
また、「導入実績」や「お客様の声」は写真付きで紹介すれば、信頼感が一気に高まります。
さらに、ブランドカラーやフォントの選び方一つで、会社の印象が「堅実」になるのか「柔らかく親しみやすい」ものになるのかが変わります。
自社の業種やターゲットに合わせて、デザイントーンを整えることが大切です。
3. 次のアクションにつなげる
パンフレットの最終的な目的は「読んでもらうこと」ではなく、読んだあとに相手に“行動してもらうこと”です。
つまり、「お問い合わせ」「資料請求」「商談依頼」など、次の一手を踏んでもらうための導線設計が重要です。
そのためには、パンフレット内に明確な「アクションポイント」を設ける必要があります。
具体的には、以下のような情報を効果的に配置しましょう:
・問い合わせ先(電話番号・メール・WEBフォームURL)
・QRコードで簡単にアクセスできるWEBサイトやLPの案内
・「今すぐ無料相談」などの誘導文
・お得なキャンペーン情報などの訴求
読み終えたあとに「興味が湧いたけど、どうすればいいのかわからない…」という状態にしないよう、スムーズに動ける“仕掛け”をデザインしておくことが大切です。
この導線がしっかりしているかどうかで、パンフレットの“効果”は大きく変わります。
紙+WEBの組み合わせで相乗効果を
パンフレット単体だけでなく、LPやWEBサイトとの併用で効果はさらに高まります。
デザインを統一することでブランドの印象が強化され、信頼感が増します。
まとめ:パンフレットは“情報”ではなく“価値”を伝えるツール
ただ情報を詰め込むのではなく、「この会社なら信頼できそう」「この商品に共感できる」――そう思ってもらえるような価値ある伝え方が求められます。
私たちアメージングデザインでは、“目的を達成するため”の会社案内パンフレットのデザインを、
お客様一人ひとりの目的を丁寧におうかがいし、それに合わせたプランニングから開始いたします。
プランニングとは、「他社との違い」「独自のポジション」「明確な顧客像」を基に、「誰に」「何を」「どのように伝えるか」を設計することです。
そこから訴求する情報を整理して、紙面でどのように見せていくかを検討します。
これらが、しっかりできてはじめてデザイン制作に入ります。
このプロセスをすることで、私たちアメージングデザインは、2010年の創業以来、営業やセールスを一切せずデザイン戦略のみでの自社集客を実現することができました。
もちろん弊社のお客様もそのような方が多くいらっしゃいます。
詳しくはお客様の声をご覧ください。
これからはじめて会社案内パンフレットを作成されるお客様にも、分かりやすくサポートいたします。