成果を左右する！DMに“マーケティングの視点”を取り入れるべき理由とは | ホームページ・チラシ・パンフレット制作はアメージングデザイン

DM（ダイレクトメール）は、開封されずに捨てられる――そう考えていませんか？

確かに、漫然と作ったDMでは反応は得られません。

しかしマーケティングの視点を取り入れることで、DMは「最も費用対効果の高い販促手段」に変わります。

今回は、“デザイン”だけでなく“戦略”としてDMを使うためのマーケティング的思考と設計手法を、実践的なポイントに絞ってご紹介します。

なぜ“マーケティング視点のないDM”は失敗するのか？

DM制作においてよくある失敗は、「とりあえずお知らせを送る」「商品を紹介するだけ」といった内容に終始してしまうことです。

これは企業側の都合で情報を押し付けている状態。

マーケティングとは、「相手の課題を起点に価値を提供する」活動です。

つまり、成功するDMには以下のような“仕掛け”が必要です。

・受け手の悩みや関心に寄り添った内容になっているか？
・読み手が「これは自分に関係ある」と感じる要素があるか？
・見た瞬間に「続きを読みたくなる」仕掛けがあるか？
・“今”行動すべき理由（限定性・緊急性）があるか？

マーケティング的視点が欠けていると、これらの仕掛けが抜け落ち、「見られない・読まれないDM」になってしまうのです。

マーケティング設計されたDMとは？

マーケティング設計されたDMとは、「誰に」「何を」「どう伝えるか」が明確に整理されたコミュニケーションツールです。

そのためには、次のような視点が必要になります。

・ターゲットを“絞り込む”こと
・ターゲットにとっての「課題」や「困っている状況」を理解すること
・自社のサービス・商品がどのようにその課題を解決できるのか明確に伝えること

たとえば、ただ商品を並べるだけのDMではなく、

「こんなお悩みありませんか？」
「その悩み、〇〇で解決できます」
「〇月末までのご相談で特典あり」

といった“ストーリー設計”があるだけで、反応はまったく異なります。

これは広告コピーのテクニックではなく、“マーケティングの基本構造”です。

効果を高めるためのDMマーケティング視点

マーケティングの視点から見た、反応を高めるDM設計のポイントは以下の通りです。

・ターゲットを細分化し、セグメントごとに内容を最適化する
・“現状の不安”に訴える入り口と、“未来の変化”を提示する構成をつくる
・オファー（特典や誘導先）を明確に記載する
・顧客のステージに合わせた情報設計（初回提案／再来促進／離脱フォローなど）
・トーンやデザインも「顧客に合わせる」ことで共感を得る

たとえば、同じ商品でも「初回提案」と「リピート促進」では訴求する視点は異なります。

マーケティング視点を持つことで、DMは“単発の告知”ではなく“関係性を深めるメディア”になります。

マーケティング視点が活きるDMの活用事例

マーケティング視点を反映させたDM施策の事例を一部ご紹介します。

・来店履歴のある顧客に「〇〇様だけの特別招待」として限定感を演出
・休眠顧客に「最近ご無沙汰しています」とフォローを兼ねた提案DMを送付
・イベントDMで申込率UPのために“申込期限”と“特典”を強調し訴求

このように、DMは「単なる広告媒体」ではなく「関係構築ツール」として活用できます。

ポイントは、単に送るのではなく、「その人の状況にあわせて、どんな価値を届けたいのか」を考えることです。

まとめ

DMをただの「印刷物」として扱っていては、思うような反応は得られません。

マーケティング視点を取り入れ、「誰に」「なぜ」「どうやって」伝えるかを戦略的に設計することで、DMは信頼感と成果の両立を実現する販促ツールになります。

単なる告知ではなく、「顧客との接点を深める一手」として活用していきましょう。

私たちアメージングデザインでは、“目的を達成するため”のDMデザインを、
お客様一人ひとりの目的を丁寧におうかがいし、それに合わせたプランニングから開始いたします。

プランニングとは、「他社との違い」「独自のポジション」「明確な顧客像」を基に、「誰に」「何を」「どのように伝えるか」を設計することです。
そこから訴求する情報を整理して、紙面でどのように見せていくかを検討します。

これらが、しっかりできてはじめてデザイン制作に入ります。

このプロセスをすることで、私たちアメージングデザインは、2010年の創業以来、営業やセールスを一切せずデザイン戦略のみでの自社集客を実現することができました。

もちろん弊社のお客様もそのような方が多くいらっしゃいます。
詳しくはお客様の声をご覧ください。

これからはじめてDMを作成されるお客様にも、分かりやすくサポートいたします。